体力の重要さ、そして光

8月10日(ハトの日)、Oさんの2ndワンマンライブが開催された。
この記事はその感想というか、考えたことを書いていこうと思う。


概ねセトリに沿っていろいろ書いていく。

最初の曲はハピメモ、次の曲はハピネス、3曲目MY SPIRALだった。
いきなりハピメモから始まった時点でかなり動揺したのだが、次にハピネスを切ってきたことでもびっくりし、流石に一旦落ち着くだろうと思っていたらMY SPIRALで横転しそうになった。
実は、MY SPIRALのときにはもうガス欠になりかけていた。多分ここ数週間ほど精神的に落ち込んでて、ほぼ終日寝て過ごすみたいな日が多かったせいだと思う。
だからMY SPIRALが始まったときにはうっすら生命の危機を感じていたのだが、これは1stのときにもちょうど同じ3曲目で流れ、その辺りからライブに馴染んできたという思い出深い曲であり、また単純に爆上がり曲でもあるので、結局全力で多動していた。この曲のコーレスは比較的覚えやすい上にめちゃくちゃ気持ちいいので、完璧に覚えていたしもちろん叫んでいた。
記憶によればここでMCが入ったと思うが、その次の曲はなんとアンバボだった。
このときはうっすらどころではなく本格的に生命の終わりを予感したが、アンバボこそ一番覚えている曲だったし、またここで盛り上がらないでどうするんだという曲だったので自然と体が反応していた(冒頭にコーレスがある)。
次がバブルス。1stのときには前半の一番後ろに置かれていた曲で、マサイという概念を全く知らなかったのに気がついたら繰り返しジャンプしていたという、これまたとても思い入れのある曲だった。今回も当然飛び跳ねまくっていたし、サビ時の波の振り付けに合わせてペンラを横にして動かしたりしていた。

しかし、本当に情けないとしか言いようがない話だが、バブルスで完全に体力が尽きてしまった。さらに、先ほど書いたようにしばらくメンタルが不調だったために予習をする時間が十分に取れず、記憶が怪しくてコーレスが咄嗟に出てこなかったりする場面もあった。このあたりは反省するべきところだが、それだけ疲れてしまったということであり、その場ではどうしようもないことだった。
けれども、ここで支えになったのが他でもないOさんだった。Oさんがそこにいて、間近で歌って踊っているというのはやはり特別な体験だった。これは本当に、現場でしか味わえない感覚だと思う。
何故か、疲れ果てたときに急にそのことを悟り、どうしてかこれまでよりも自分が笑顔になっていることが分かった。自然とそうなっていたのか、それとも笑顔でいないとマズいと無意識に判断してそうなったのかは分からないが、このときとても嬉しい気持ちだったことは事実だ。セトリに頃されかけて、同時にOさんに生かされている状態だった。
正直なところ、これはいわゆるハイな状態というやつになっていたのではないかと思う。普段ならやらない(よく分かってないので出来ない)箇所のクラップもやろうとしてみたり、跳びポっぽいなと思ったところでジャンプしてみたりしていた。
クラップについては周りの雰囲気もそうだし、またOさんも誘導する仕草をしていた気がする。跳びポについては、少し斜め前の席の方が恐らく完全に跳びポを把握していて全ての跳びポで跳んでいた(ように見える)すごい人で、かなりその方を参考にしている節があった。誰だか知らないけれど、ありがとうございました。

再びMCを挟み、因果率、片想いのサイン、Maybeヒロイン。ここは2ndアルバムの収録順と同じ、恋愛曲ゾーンだった(と本人が仰っていた記憶がある)。
さっきまでがあまりにも激しかったため比較的落ち着いていたような気もするが、初披露曲が2連続ということもあり普通に体が動いたと思う。正直記憶がない。
MCのあとココロトラベル。この曲はリズムをとるのがというか、ペンラを振るのがとても難しくそういった意味でやや苦手としているのだが、このときはハイになっていたので全くリズムを取れていないことをあまり気にせずに振っていた。多分、いわゆる裏の方の拍?で周りの人と逆のタイミングでペンラを振っていた箇所もあった気がする。


そのあとが、カレイドスコープとあと、ちょっとだった。この2曲について、カレイドスコープはOさんの作詞曲で、あと、ちょっとはOさんと塚田さんの共作による作詞の曲だ。
ここからがこの記事で一番しっかりと書きたいところなのだが、その内容はオタクの妄想でしかないし、自分の中で通じた話というだけなので、話半分で読んでほしい。

カレイドスコープに入る前、Oさんは「ペンライト何でもいいから各々好きな色にしてね」ということを言った(ここで私は他の曲で使うことがなくて、またこの曲で振る人もあまりいなさそうだという理由で緑を振っていた。これはどうでもいい話…とも言えないが、本筋ではないので置いておく)。また、この時はカレイドスコープの次の曲があと、ちょっとであるとは全く知らない状態だった。

まず、「カレイドスコープ」の歌詞を見て欲しい。

輝かせてみたいきっと
わたしだけの色をもっと
世界中の光たちを
この瞳に宿して

この部分以外にも、“光"に触れている箇所がこの曲にはたくさんある。と言ってもそれはそのはずで、だってこの曲は「カレイドスコープ」(万華鏡)なのだった。だから、様々な色のペンライトを観客が振っているのはこの曲ならでは演出として成り立っている。つまり、観客が"光"の役割を担っているというわけだ。
カレイドスコープの途中でこのことにふと気が付き、そして突如としてある2つのことが脳裏に浮かんできた。

1つ目は、8月8日に深夜0時から放送されていた、Oさんがゲストとして出演されていたヨナヨナというWさん(女性声優さんではない)の番組の中で、Oさんがお話されていたことだった。
Oさんは、「(歌手としてステージの上では)スポットライトのような存在に憧れていたけれど、いざ立ってみるとそれが変わって、いまはなるべくお客さんと身近でいたいと思っている」という旨のことを語られていた。

そして2つ目は、「あと、ちょっと」の歌詞だ。

今はただ
ひたむきに行こう
ここが 私の居場所だから
かけがえのない みんなの光

また、Youtubeで公開されているこの曲の動画では、この箇所で客席が映されている(https://youtu.be/K7G3nQqCpuw?si=HTRXWHzNFRw9p2c4&t=225)。実は今までこの曲や歌詞に真面目に向き合うことが怖くて避けてしまっている節が少しあって、この動画に対しても思想が強いな~、などと冗談半分で思っていた。

これら2つのことから何を考えたのかというと、まず私たち観客が、それぞれ選んだ色を「カレイドスコープ」で振っているということは、Oさんに向けて客席から光を当てているということになる。そしてこの光の存在は、Oさんにとってかけがえのないものだと歌われている。だから、当然のようにペンライトを振っている1この行為が、思いもかけず実はものすごい意味を含んでいるのだと、唐突に思い至ってしまった。
これらはOさんが1stワンマン以降に随所で語られていたことと符合し、それがどういうことなのか身を持って感じられて、理解することが出来て、そのことが嬉しかった。

そんな中、次に流れてきた曲が「あと、ちょっと」だった。



ここで前半が終わり、アクエリをがぶ飲み(ポカリじゃなくてすまん)したらだいぶ回復した、気分になった。
ここまでで書きたかったことは書いたし、記憶の方もあんまり覚えていることがないので、言及したい曲で何か書いていくことにする。

前半と後半の間は、1stと同じくバンドメンバーによるパフォーマンスがあった。そして、そのパフォーマンスの終わりと滑らかに繋がるようにマボロシマジックが始まり、Oさんが姿を現した。ここはマジでかっこよかった。

Starting Bell、かなり好きな曲なのだけど会場全体でもドカ湧きしていて、めちゃくちゃに飛び跳ねるのがとても楽しかった。

バラードゾーン、フリージアは言わずもがなとても良かったが、カナタボシの演出が素晴らしかったということを書いておきたい。
どこを光らせているのかは分からないが、1番サビごろパっと、ステージに星のようなぽつぽつとした光が現れた。曲の世界に引き込まれるようで、とても美しい空間だった。

スターフラワーで一旦締まったあと、かなりすぐあとに"アンコールのようなもの"が始まった(このブログのマイルール上ずばりは書けなくて大変心苦しいが、各自読み替えてほしい)。
大してライブに行った経験はあまりないが、アンコールをすぐに言い出すのはどうなんだ的なことをいつもは思っているのだが、Oさんのワンマンについてはこれはかなり正しいことだった。私も率先してやっていた。

アンコール2曲目、ここで撮影可能タイムであるペタルズがやってきた。このためにわざわざスマホを買ったりもしたけれど、でも跳ねたりコーレス入れたりする方がやりたかったから一応撮影はしていたものの、あまり意識しないようにしていた。
全く後悔していないが、ピントを合わせるという(ごく単純な)操作をしていなかったためか、動画を確認すると少し白飛びしてしまっていた。でもこれはこれでそれっぽくて良いかなとも思っている。

最後の曲はインフィニットだった。
インフィニットは1stで本編ラストというとても良い位置でやったし、別に今日聞けなくても別にいいかなと(実のところ逆張りしぐさも込めて)思っていたのだが、この曲に入る前にOさんが今回のライブについて何度も言っていた「夏の思い出」ということに言及されて、そこでやっとインフィニットが夏アニメ(エクハ)のOPであることに思い至り、まさにこのライブでやるのにふさわしい曲だったと気が付いた。このやられ方は本当に気持ちよかった。
最後だったので、本当に全力でジャンプしていた。また、1stのときコーレスを覚えられていなかったことが悔しかったので、今回はしっかり覚え直してきていて、それがちゃんと発揮できたことがとても嬉しかった。


いま振り返ってみると、1stのときとはだいぶ感触が違ったし、今現在残っている感覚も全然違うなと思う。
ライブというものに対して、まだ慣れてきたとはあまり感じないが、Oさんのライブに関して言えば全力で盛り上がれるんだということを1stの時に知ることが出来て、今回はそれを確信出来るようになった。
また、回数を重ねたからというのはもちろんあるが、自分のホームは"ここ"なんだという気持ちが芽生えてきて、1stのときよりもより強くこれは続いていくものなのだと思うことが出来ている感覚がある。
1stが終わった後しばらく余韻が抜けずにいたのだが、そのときの気持ちには願いや希望という要素が恐らく含まれていて、それはそれでとても大切なことだったけど、いまはそのうちいくつかが確信に変わっていて、これを活力として生きていけるんじゃないかという気がしている。
それこそやはりこのライブが、そのタイトルの通り大切でハッピーなメモリーとなったということではないだろうか。

以上です、ここまで読んでくださりありがとうございました。


  1. 主語が大きくなってしまっているけれど本当にあくまで私自身を対象にした話なので、ペンラ持たない派はどうのこうのとか、そういうことは全く言ってないです。 ↩︎